住まいも健康診断が必要です

関東地方もようやく梅雨が明けました。8月の梅雨明けは関東甲信地方で2007年以来13年ぶりになるそうです。梅雨明け早々に猛暑のお盆休み期間へ突入という事で体が暑さに中々順応出来ませんが、皆様も体調を崩さぬよう御自愛下さい。冒頭長くなりましたが、改めまして残暑お見舞い申し上げます。梅雨の期間中、降り続く雨により漏水が発生し多くのお客様より漏水調査のご依頼を頂きました。漏水の原因としては大きく二つ、①給排水設備からの漏水②外壁や屋根・シーリング・防水層の劣化部位からの漏水、が考えられますが梅雨や台風シーズンには②の原因が圧倒的に多くなります。地震や台風時の暴風等を除き、屋根や外壁の塗装やシーリング材・防水層は日々の紫外線や寒暖の差、風雨等により徐々に劣化します。大抵の場合は漏水が発覚してから漏水調査を行い劣化部分(水の浸入経路)を特定する流れですが、事前に察知して適切なメンテナンスを施せば未然に防ぐことが出来るものがほとんどです。例えるなら、建物も人間の体と同じで定期的な健康診断を受ける事で大病(漏水)を未然に防ぐことが出来るといった感じでしょうか。当社では建物の劣化診断の精度を上げるべく様々な機器を用いて調査を行っております。その一つをご紹介します。

通称アクションカメラ(GoPro)を活用しております。こちらのカメラは本体が非常に軽量で長柄(長い棒)に取付をして撮影出来ますので最大で5m程度の高所撮影が可能です。足場を設置する前にある程度屋根の状況等も確認出来る為、お客様により正確な調査結果をご報告する事が出来好評を頂いております。

上の写真は地上から長柄(長い棒)を使用して屋根の状態を撮影したものですが板金や屋根材の劣化状況がかなり高精細で確認出来ます。

外壁2階部分のシーリング目地劣化状況も至近距離で確認した様にチェックが出来ます。

今回ご紹介した調査状況はほんの一部ですが、様々な角度から調査を行いお客様に適したメンテナンスプランを作成しご提案させて頂いております。特殊な調査を除き、原則お見積は無料にて行っておりますので皆様の大切な建物の健康診断と思って是非お気軽にお声掛け頂ければと思います。